昭和に生まれ
平成であなたと出会い
令和で・・
昭和と平成の時を色々な人がわたしを通りすぎて行った・・
令和はあなただけでありたい
あなたもそう思ってくれるだろうか・・
自宅への電話からポケベルそして携帯へ
連絡方法は進化し便利になったけど
やっぱり好きな人には傍にいてほしい
もし次の年号まで生きられるのならば・・
あなたの傍にいたい
12月の恋
忘年会
クリスマス
大晦日
・・・・
12月のカレンダーはいつも空欄が無くて予定がビッシリ
独身の頃は会社の行事・友人との食事会
そして彼氏とのデート
結婚した現在は子供の行事・パート先の忘年会・地域行事
カレンダーの予定内容は変われど毎日何らかの予定が・・
ただ一日を除いて・・
毎年どんなに忙しくても12月19日に予定はいれない
それはあなたの誕生日・・あなたと約束した日
わたしが本当に愛した人
人を愛すること教えてくれた人
7つも年上のあなたは大人で・・
同級生しか付き合ったことがなかったわたしは、あなたの包み込むような優しさにどんどん惹かれていった
出会いも12月
寒空の中、わたしの親友が会社の先輩のあなたを紹介してくれた
親友の婚約者として・・
最初はただ親友の婚約者としか見てなかった
でも駅で偶然会ったときに親友のことで相談したいって言われてメールアドレスを教えたのが・・
悪かったのか良かったのか・・
最初は親友の相談だったけど・・
何度も連絡があって電話でも話すようになった
わたしの複雑な家庭環境や学生時代の挫折そしてわたしの病気
なぜか全て話すことができた
いつのまにかあなたがいないとだめな自分になってた
あなたも同じだよって言ってくれた・・
許される恋じゃない
許してもらう恋じゃない
でも止まらない
親友は親友
好きな人は好きな人
それが重なることなんて普通ない
でも普通ないことが普通にある
あなたが好きすぎて罪悪感なんてなかった
でもあなたは親友と結婚した
結婚式での友人代表挨拶で泣いてたのは、友人の幸せの門出に感動したからじゃない
その時あなたは申し訳なさそうにわたしを見ていたね
初めてあなたのそのやさしさを嫌だと思った
嘘でも幸せそうにしてほしかった
その優しさは優しさじゃないんだよ・・
今わたしはそんなことを思い出しながらあなたとよく会ってたカフェにいる
郊外にある許されない二人が会うにはピッタリな場所
12月19日 午後7時
毎年この日この場所この時間にわたしはいる
そしてコーヒー1杯飲んで7時30分に帰る
もう6年目
今年もあなたは来なかった・・
来るわけないのは分かってたけど・・
あなたとの約束を信じてるバカなわたし・・
あなたと出会って2回目の12月・結婚式が近ずく12月にあなたは「もし俺たちが結ばれるのなら・・許されるのなら・・俺の誕生日の午後7時に来てほしい 相手が来なければ30分で帰る」
そんな約束したあなた・・
わたしはあなたを忘れるために別の人と結婚して子供にも恵まれて幸せだった
でも幸せのふりのほうが正しいかも
親友からの幸せそうな年賀状に負けないように、旦那と子供との写真付きの年賀状を送ってたはず
でも心の奥で虚しさだけが残ってた・・
そして旦那もうすうす気付いてたみたい
6年前円満に離婚・・
だから6年前からこの日・この場所・この時間
大切な365分の1日
あの時に出会わなければよかったのか
どうなのか・・
その答えが見つかるには30分じゃ時間が足りない・・
続きは来年のこの日この場所この時間に考えよう・・
12月の恋
忘年会
クリスマス
大晦日
・・・・
12月のカレンダーはいつも空欄が無くて予定がビッシリ
独身の頃は会社の行事・友人との食事会
そして彼氏とのデート
結婚した現在は子供の行事・パート先の忘年会・地域行事
カレンダーの予定内容は変われど毎日何らかの予定が・・
ただ一日を除いて・・
毎年どんなに忙しくても12月19日に予定はいれない
それはあなたの誕生日・・あなたと約束した日
わたしが本当に愛した人
人を愛すること教えてくれた人
7つも年上のあなたは大人で・・
同級生しか付き合ったことがなかったわたしは、あなたの包み込むような優しさにどんどん惹かれていった
出会いも12月
寒空の中、わたしの親友が会社の先輩のあなたを紹介してくれた
親友の婚約者として・・
最初はただ親友の婚約者としか見てなかった
でも駅で偶然会ったときに親友のことで相談したいって言われてメールアドレスを教えたのが・・
悪かったのか良かったのか・・
最初は親友の相談だったけど・・
何度も連絡があって電話でも話すようになった
わたしの複雑な家庭環境や学生時代の挫折そしてわたしの病気
なぜか全て話すことができた
いつのまにかあなたがいないとだめな自分になってた
あなたも同じだよって言ってくれた・・
許される恋じゃない
許してもらう恋じゃない
でも止まらない
親友は親友
好きな人は好きな人
それが重なることなんて普通ない
でも普通ないことが普通にある
あなたが好きすぎて罪悪感なんてなかった
でもあなたは親友と結婚した
結婚式での友人代表挨拶で泣いてたのは、友人の幸せの門出に感動したからじゃない
その時あなたは申し訳なさそうにわたしを見ていたね
初めてあなたのそのやさしさを嫌だと思った
嘘でも幸せそうにしてほしかった
その優しさは優しさじゃないんだよ・・
今わたしはそんなことを思い出しながらあなたとよく会ってたカフェにいる
郊外にある許されない二人が会うにはピッタリな場所
12月19日 午後7時
毎年この日この場所この時間にわたしはいる
そしてコーヒー1杯飲んで7時30分に帰る
もう6年目
今年もあなたは来なかった・・
来るわけないのは分かってたけど・・
あなたとの約束を信じてるバカなわたし・・
あなたと出会って2回目の12月・結婚式が近ずく12月にあなたは「もし俺たちが結ばれるのなら・・許されるのなら・・俺の誕生日の午後7時に来てほしい 相手が来なければ30分で帰る」
そんな約束したあなた・・
わたしはあなたを忘れるために別の人と結婚して子供にも恵まれて幸せだった
でも幸せのふりのほうが正しいかも
親友からの幸せそうな年賀状に負けないように、旦那と子供との写真付きの年賀状を送ってたはず
でも心の奥で虚しさだけが残ってた・・
そして旦那もうすうす気付いてたみたい
6年前円満に離婚・・
だから6年前からこの日・この場所・この時間
大切な365分の1日
あの時に出会わなければよかったのか
どうなのか・・
その答えが見つかるには30分じゃ時間が足りない・・
続きは来年のこの日この場所この時間に考えよう・・
クリスマス 寒空の花火
わたしの地元は観光地
温泉が有名で外国人旅行者も多い
街の所々で白い湯気が・・
生まれて物心がついたときからこの光景が普通だったから
大学で状況した時にまず知ったのは普通は街に湯気が立っていないことと温泉が貴重ことなんだってこと
そして・・クリスマスに花火が打ち上げられないこと
夏に花火大会があるのは普通だが・・
冬・・そうクリスマスに花火大会があることは地元の常識で東京では非常識だってこと
冬の花火は気温が低く空気が澄んで夏より綺麗なんです
夏はかき氷やビールで花火を見て
冬は暖かい食べ物とホットコーヒー
夏は浴衣
冬はダウンジャケットにニット帽など
恋人や友達と見る花火
年に2回の花火を楽しみにしてた
花火は何回も見たけどあなたと見た24歳の冬に見た花火は忘れられない・・
あなたは会社の先輩
ずっと憧れてた先輩
でも彼女がいて結婚するって噂も聞いてた・・
でも諦められなくて仕事の相談にのってほしいとか理由をつけてメールや電話を・・
あなたもやさしくて親身になって相談にのってくれて・・
本当は仕事なんてどうでもよかったのに・・ごめんなさい
何回の会ってくれたの・・すごく嬉しくて
足が綺麗なんだからスカートの方が似合うよ・・
髪がショートのわたしに長い髪が似合うんじゃないって言われて一生懸命伸ばしたり・・
一般的には「二股」だったのかも・・
出会って2年目の12月の始めにあなたから「この前話してた花火見に行こうよ」って
わたしの地元の冬の花火・・クリスマスの日
凄く嬉しく・・その夜泣いちゃった
当日は朝から凄く寒かった
でもわたしはそんな寒さより花火に一諸に行くことができる気持ちが強くて・・
朝からぽかぽか
そいて寒空の中二人で海岸にできた花火会場へ
同級生や先輩・後輩と軽く声を掛けられる
少し優越感・・
花火が始まって二人で「綺麗だね」って何回も言い合って・・
花火に光があなたの顔を照らし花火を見上げる横顔が凄く愛おしかった・・
厚手の手袋で強く握られた手の感触
本当に幸せは時間だった
でもあなたはその次の年に彼女と結婚・・
悲しかったけどあんとなくわかってた
それは花火が終わったとき・・
「来年も一諸に来たい・・でも来れない・・」
「ゴメン・・」
っ言って抱きしめてくれた
その時わかっての・・
だってあなたが泣いてたから・・
あの時何も言えなかったわたし
言えてたら変わってたかな・・
毎年・・わたしは旦那と娘と地元の花火を見に行くの
でも夏だけ・・
冬は「寒いから」って理由で行かない・・
本当は切なくなるから・・
あの時のことを思い出すから・・